今回はパパ活の話ではないんだけど、妹が両顎(ルフォー+SSRO)の整形をしたいと言いだしたので韓国までついて行った
俺がオペ受けたわけじゃないから術後の痛みとかまでは伝えられないんだけど、これから韓国で整形しようとしてる人たちがあっちで困らないように色々まとめておきます
ちなみに整形大国と聞いていたので街中を包帯グルグルの女子が大量にいるかと思いきや、そんな人は1人もいなかった
気になる所にジャンプ
渡韓に必要な手続き
まず2023年2月現在では、日本から韓国に行く時には以下の2つが必要になる
特にK-ETAは事前に申請しておかないと入国できないし、審査に72時間以上かかる可能性があるから早めにやっておこう。ちなみにK-ETAは1度審査に通れば2年間有効なので、近いうちにまた韓国に行く時は申請しなくてもOK
申請が終わると↑こんなのが発行されるので携帯にスクショで保存しておこう
Q-CODEも申請が無事終わると登録したメールアドレスにこんな感じでメールが送られてくるので、この画面をスクショしておけばOK
ちなみにQ-Codeの「健康状態」は出発の3日前からしか入力できないようになっているので、入力しようとしても何も動かない場合は時間を改めてやってみて
あと申請する時に自分のパスポート写真とかアップロードしないといけないんだけど、普通に撮ってそのままアップロードすると容量オーバーで申請できないので、リサイズしてサイズを小さくしないといけない
逆に、韓国から日本に入国する時に必要なの物は以下の通り
Visit Japan Webを登録しておけば、韓国から日本の空港に戻ってきてから検疫・入国審査・税関申告を空港でする必要がなくなる。到着時間によっては物凄い人が並ぶので、空港に着いてすぐ空港の外に出たいなら必ずやっておきたい
この状態(青色)になれば審査は完了。これがあれば日本に帰ってきた時に速攻で外に出れるし、特にオペ後の体力ない時には非常に助かるので絶対にやっておいた方がいい
ちなみに韓国に行ってから日本に戻るまでに72時間以上経ってる場合は日本に入国する時にPCR検査の陰性証明(韓国で受けた物)が必要になるが、コロナのワクチンを3回以上受けてVisit Japan Webで申請しておけば陰性証明は不要になる
なので一番楽なのはワクチン3回受けてから渡韓する事だけど、ワクチン受けてなくて韓国でPCRを受ける自信がない(韓国語が一切分からない)のであれば、日本から韓国に行く前日に日本でPCR検査を受けて日帰りで帰ってくるしかない
一応韓国の仁川国際空港内で8,000円くらいでPCR検査は受けられるので、どうしても間に合わない場合はそれを利用するのもあり
カウンセリングで1度韓国へ
もし韓国で整形を受けるのであれば、例えば鼻だったり骨切りみたいな大がかりな手術になる場合は当たり前だけど必ず事前に現地までカウンセリングに行った方がいい
都内であれば年に数回、カンナムオンニが主催するカウンセリング会で日本でもカウンセリングが受けられる事もあるが、タイミング良く受けられなかった場合は自己負担で行くのが一般的になる
間違っても飛行機代をケチってカウンセリング→数日後にオペとかやってはいけないし、本当にそこでいいのか考える時間をしっかり取った方がいい
もし失敗したら修正費用(通常の料金×2~3割が相場)もかかるし、下手したら人生終わるくらい病むので慎重にいってもらいたい
【行き】羽田空港→仁川国際空港
日本から韓国に行く場合は簡単で、都内であれば羽田空港か成田空港から便が出てるし、もし何か分からない事があっても周りは全員日本人なのですぐに解決できるかと思う
一応流れとしては自分の航空券に書いてある便を電光掲示板で確認して、そこに書いてあるチェックインカウンターまで行って、
これとパスポートとK-ETAを見せて手続きすればOK
手続きが終われば航空券が貰えるので、それを持って搭乗口まで移動して手荷物検査とか色々すれば最終的に飛行機の乗り場に辿り着く
飛行機が仁川国際空港に着いてから街に出るまで
問題は韓国に到着してからで、行ってみたら分かるけど意外と現地には日本人なんてほとんどいないし、そもそも見分けがあんまり付かないし、付いたとしても中々話しかけられる雰囲気でもない
なので、基本的には事前に下調べしてから行かないと迷子になる(俺はある程度準備してたけどそれでもなりかけた)
よくある迷子ポイントとしては、例えばピーチみたいな格安フライトで韓国に行く場合は飛行機から降りてから別のターミナルにシャトルバス(地下鉄のようなもの)で移動したりするので、初めて行く人は知っておいたほうが不安は少ないんじゃないかと思う
仁川国際空港に着いてから空港の外に出るまでの流れは以下の通り
- 入国審査→手荷物受取→税関審査
仁川国際空港は羽田空港とは比較にならんほど広いので、初めて行くのであればあまり過密なスケジュールは組まない方がいい
あとは現地での移動手段を地下鉄にするのかリムジンバスにするのかタクシーにするのか、そういうのも決めておいた方がいい
ちなみに俺のお勧めはリムジンバスで、ほとんどのケースで仁川国際空港から目的場所までのバスが出てるし、地下鉄みたいに乗り換え不要で1回乗れば後は降りるだけなので凄く楽だった
※どのバスに乗ればいいのかは「NAVERマップ」ですぐ調べられる
【帰り】仁川国際空港→羽田空港
仁川国際空港から羽田空港に戻る際、仁川国際空港にはターミナルが2つある(第1旅客ターミナルと第2旅客ターミナル)ので間違えないようにしよう。特に帰りはあまり時間的に余裕がないので、時間がある時に調べておいた方が焦らなくて済む
自分の飛行機がどっちのターミナルから出発するのかは、このサイトを開いて「私の端末確認する」を押して、
航空便名を入力するとこんな感じで出てくる(この場合は第1旅客ターミナル)
ちなみに俺は妹と一緒に格安のPeach Aviationを使ったけど、その場合は仁川国際空港の第1ターミナルの3階まで行けば、フライト情報が載ってるでかい電光掲示板を見て自分のフライト情報と照らし合わせて、そこに書いてあるアルファベットの受付まで搭乗手続きをしに行けば大丈夫
ただ、仁川国際空港ってこんな感じでまじで広いし、時期によっては死ぬほど混むしどれだけ遅くても飛行機が出発する60分以上前には手続きをしないといけないので、出発時間の2時間前には到着しておいた方が安心だと思う
そして搭乗手続きの流れは以下の通り
- チェックインカウンター(仁川国際空港の3階)で搭乗手続き→税関申告→手荷物検査→出国審査
ちなみにリムジンバスで仁川国際空港に行く場合は3階で降ろしてくれるからそのままフライト情報が載ってるでかい電光掲示板を探せばいいが、もしタクシーとかで行く場合は7番出口あたりにあるエスカレーターかエレベーターで3階まで行かないといけない
そういうのもあって、韓国市内から仁川国際空港に行く時もリムジンバスがお勧め
飛行機が羽田空港に着いてからの流れ
凄く簡単で、前述したVisit Japan Web(入国手続オンラインサービス)を終わらせておけば、こんな感じのQRコードが出てくるのでこれを見せるだけ
その後手荷物検査やら荷物の受取りやら税関の申告があるが、税関の申告に関してもVisit Japan Webで出来るし、同じようにQRコードが出てくるからそれを見せれば全て完了
まあ韓国と違って言葉が通じるので、何か分からん事があったらその辺にいる人に聞けばどうにでもなる
ちなみに羽田空港に到着した時に終電が過ぎてた場合は、タクシーが拾える場所が決まってるので分からんかったら現地の人にでも聞いてみて
滞在に必要なおおまかな費用
渡韓費用は安いというイメージかもしれないが、実は意外と高い。時期にもよるけど航空券がまず5~8万前後する。そして韓国で1泊する場合、ホステルやゲストハウス(シェアハウスみたいなとこ)ではなくて普通のホテルを選ぶと8,000~10,000円はかかる
タクシーは日本に比べると若干安いが、それ以外の食費などの物価は日本と同じくらいなのでぶっちゃけ全然安くはない
- 航空券(往復):約5~8万
- ホテル代:約8,000円~/1泊
- リムジンバス(仁川国際空港⇔市内):1,500円前後
- タクシー:約400円~
- 食費:飲食店だと1,000円~
なので渡韓費用目安としては、日帰りであれば約5~8万、1週間滞在するなら15万くらいはかかると思っておいた方がいい。しかも定期的に検診に行かないといけないので、整形費用だけじゃなくて「トータルでかかる金額」で判断した方がいい
海外用のレンタルWifiは必須
羽田空港にも仁川国際空港にも宿泊するホテルにもフリーWifiはあるし、ほとんどの確率でオペを受けるクリニックにもWifiがあるとは思うんだけど、セキュリティの関係でフリーWifiを使うのは絶対にやめた方がいい
どれくらい危険かと言うと、ちょっと知識のある人がその気になればフリーWifiに接続してるあなたの携帯やノートPCにアクセスできるので、例えばクレカで何か買ったりどこかのサイトにログインしたりした時点でその情報が全部筒抜けになるし、保存してる画像とかも全部見られる
フリーWifiを使いつつそれを防ごうと思うとVPN(ログイン情報を暗号化するツール)が必要になるので、まあ面倒じゃなければそれを契約して使ってもいいとは思うが、ぶっちゃけ海外用のレンタルWifiを借りた方が早いし楽
んでお勧めはグローバルWifiで、受け取りは空港でも自宅近くのコンビニでも出来るし、返却は日本の空港でも出来るのでまじで便利。金額も安いし電源入れて本体に書いてあるPW入れればそのまま使えるので使うならグローバルWifi一択だと思う
ちなみにコンビニで受け取る場合は登録したメールアドレスに送られてくるバーコードを見せたらそのままWifiを渡してくれるのでまじで楽だし、別に空港で受け取ってもいいんだけど営業時間とか受け取り場所とか調べるの面倒だから最寄りのコンビニで受け取るのが一番楽
韓国滞在中にあると便利なアプリ
あとは、カウンセリングを受けるクリニックまでの移動や無事日本に戻るためにもこれらのツールやアプリも絶対に用意しておきたい
※google翻訳以外はiphoneとandroidでリンクが変わるのでURLは貼ってません
- googleマップの代わり:NAVERマップ / コネスト韓国地図
- UberTaxiの代わり:カカオタクシー
- 日本語⇔韓国語の翻訳ツール:google翻訳
どこかに移動する時は、NAVERマップとコネスト韓国地図があればまず困らない
カカオタクシーの使い方は他に詳しく説明してる人が何人かいたので省略するけど、韓国ではぼったくりタクシーが多い(特に深夜)ので街中で手上げて拾うんじゃなくて絶対にアプリで呼んだ方がいい
ただしカカオタクシーは目的地を韓国語で入力しないといけないので、オペを受けるクリニックと泊まるホテル、仁川国際空港の最低3つは韓国語(ハングル)で携帯に保存しておく必要がある
その3つさえメモっておけば、街中で迷ったとしてもタクシーを呼べばどうにでもなる
オペが決まったら再度韓国へ
韓国でのカウンセリングを終えて日本に帰って、1度しっかり考えた上で韓国で手術を受ける事を決めたのであれば、それを通訳さんに伝えれば手術の日程調整をしてくれる
オペ代を日本円で払えるのであれば日本からそのまま現金を持っていけば問題ないが、もしウォンでの支払いしか受け付けてない場合は、韓国で換金する時間とかも考慮してオペ時間を調整してもらわないといけない
※換金率の良い換金方法については後述します
ちなみにほとんどの場合で手術前に手付金(10万とか)が必要なので、日本から通訳さん宛ての銀行口座に振込で払う事になる
オペ~日本に帰るまでに必要な物リスト
両顎手術は基本的にオペ後3~4日くらいは滞在する事になる(人によっては1週間以上滞在する人もいる)ので、持って行った方がいい物を紹介したい
絶対これじゃないとダメって訳ではないが、なんせ数が多いのでいちいち探すのが面倒な人のためにリンクを貼っておきます(そのままamazonで買える)
- 携帯の充電器
- 常備薬(特にロキソニン等の痛み止めは必須)
- 前開きパジャマ3セットくらい+着替え
- 個別包装マスク 滞在日数×3枚くらいで足りる
- 2WAYショルダーバッグ・トートバッグ これじゃなくてもいいけど大金(オペ代)を持ち運ぶので肌身離さず持ち運べるタイプのバッグは必須
- 飛行機用耳栓 超必須
- OS1×2本くらい(または現地でリンティを購入)
- 海外用変換プラグセット(C/SEタイプ)×2SET
- ブリーズライト×2~3SET
- ジェットウォッシャー 日本で充電してから持って行く。替えノズルは1本あればいい
- クリニカ超コンパクト歯ブラシ
- コンクール ジェルコート(歯磨きジェル)
- ふきとり化粧水シート(洗顔+化粧水+角質ケア)×2SET
- 普段使ってるコスメ 持って行くのが面倒なら↑で代用できる
- 使い捨て紙コップ うがいしまくるので30個くらいは必要
- 抗菌黒リング綿棒
- 除菌ノンアルウェットティシュ 血が出まくるので300枚くらい必要
- 除菌・消臭ファブリックミスト(携帯用)
- 使い捨て食事エプロン 滞在日数×3枚くらいあればOK
- たんぱく質がしっかり摂れるコーンスープ(スティックタイプ) これ以外でも味噌汁とかコンソメスープとかでもいい
- 使い捨てスプーン 20個もあれば余裕で足りると思う
- ネックピロー
- 毛抜き・小さいハサミ・電動フェイスシェーバー
- 何があるか分からんので、オペ代とは別に日本円で5万くらい(予約金が返ってくるなら不要)
- クレジットカード(VISAまたはJCB)
- 海外用レンタルWifi グローバルWifi(容量無制限プラン)が超お勧め
ちなみに機内持ち込みの手荷物の中に100ml以上の液体系(美容液とか)が入ってると手荷物検査で没収されるので、重い物と液体系、電動シェーバーやハサミ等はスーツケースに入れてチェックインカウンターで預けるのを忘れないようにしてほしい
俺はうっかりしてて買ったばかりの美容液を没収された
持って行ったけど使わなかった物
ついでに、妹に持たせたものの特に使わなかった物も紹介したい
- 座布団
- 帽子・グラサン
- ジェルボール4D(洗濯洗剤) ホテルにガウンがあるし、ぶっちゃけ洗濯してる余裕なんてない
- プロテインパウダー 大容量のを持って行くと重いし現地のコンビニで買える
- プロテインシェイカー ↑プロテインパウダー使わないなら不要
- ノズル付ポリボトル 中に入れずらいし紙コップで十分だった
まあ人によっては使うかもしれないので持って行くかどうかは自由ではあるが、特にプロテインはまじで重いので持って行くのはあんまりお勧めできない。でも座布団は一応持って行った方がいいと思う
日本円→ウォンの賢い換金方法
手術代は日本円でもウォンでもどっちでも払えるクリニックとウォンでしか対応していないクリニックがあるので確認しておきたい。もしウォンでしか払えない場合は韓国で換金しないといけないんだけど、場所によって換金率が違うので賢く換金しないといけない
一番やってはいけないのは空港で換金する事で、手数料が死ぬほど高いのでこれは絶対にやってはいけない。間違いないのはKONESTで換金所のレートをチェックして一番行きやすい所に行けばいい。ちなみに俺は地下鉄が面倒だったからカカオタクシーを使ってホテルからタクシーで換金しに行った(往復で2,000円くらい)
行きたい換金所をタップしたら住所が韓国語(ハングル)で出てくるので、それをカカオタクシーの行先に入れればそこまで行ってくれるので何も考えなくて便利
ちなみに韓国ではタクシーの種類が5種類くらいあるんだけど、ぶっちゃけ一番安いタクシー(一般呼び出し)で何の問題もない。というかそれ以外はカード払いでしか呼べないので必然的にそうせざるをえない
もし毎回タクシー代やリムジンバス代をウォンで払うのが面倒な場合はT-moneyカードが使えるので、仁川空港で3,000~5,000円くらい(換金率悪いから最小限に)日本円からウォンに換金して、仁川空港のコンビニでT-moneyカードにチャージしておけばOK
韓国語が話せなくてもgoogle翻訳に日本語打って韓国語に変換して店員に見せれば通じるから大丈夫
もし仁川国際空港から明洞までリムジンバスで行きたいなら6001番か6015番
【妹談】オペ後はここが辛い
オペ後に関してはトリビューとカンナムオンニを見ればかなり詳しく画像付きで詳細が見れるんで、そっちの方が分かりやすいからそれも見ておいた方がいい
【オペ直後】全身麻酔が気持ち悪い&寝れない&水が飲めない
色んな人が一番辛い時期だと言っているが、妹も同じように言っていた。オペ後3日間は妹はクリニックで入院していたので直接様子を確認する事はできなかったが、全身麻酔から目覚めた直後は強烈な吐き気で、口(厳密には歯と歯)を強制的に閉じさせられている状態なのに血を吐かないといけないように状態だったらしい
吐き気だけでなく強烈な眠気もあったようだが、全身麻酔を体内から抜くために4時間(6時間だったかも)は寝ずに起きていないといけない。その間は水分は一切取れず、体を起こした状態で点滴をしながら時間が過ぎるのを待つだけだったという
点滴から痛み止めや抗生剤などを入れてるのでそこまで顔の痛みはなかったようだが、上顎(人中あたり)を切るので当然のように鼻血が止まらず、それが原因で鼻が詰まり、さらに口も塞がれているのでとにかくそれがきつかったと言っていた
そうは言っても呼吸をしないといけないので、看護師が定期的に鼻に管を突っ込んで血痰を吸引してくれるようだが、看護師にも当たり外れがあり、こんなに死にそうになってる状態なのにしっかりと対応してくれない人もいたらしい
呼吸が安定しないので長時間寝るのはほぼ不可能で、ウトウトしながらただ時間が過ぎるのを待ってるだけの地獄の時間
【1~3日】変わらず息が出来ない&顔が腫れまくる
呼吸のしやすさは手術直後とあまり変わらず、3日目まではとにかく辛かったようだが、術後12時間くらいしたタイミングで水を数滴だけ飲まされる
そこからは更に数時間以上水が飲めず、2日目までは寝てるような寝てないような不思議な状態で過ごしたと言っていた
3日目(退院の日)になるとニューケアという栄養価の高い豆乳のような物を飲むように言われ、口が開かないので隙間から時間をかけて流し込むようにして摂取したらしい
【4~7日】顎間固定をするので口が開かない
クリニックを退院後、ここで妹と合流。口が開かないので全て文字でやり取りをしていた。顔がとんでもなく腫れていた
3日間何も食えてないので体力が落ちているが、それを戻すためにもプロテインや豆乳を摂取しながら腫れを早く引かせるために歩かないといけないらしい。そうは言っても真冬で外が-8℃だったので外には出れず、ひたすら俺の部屋と自分の部屋を往復していた
この間もかなり呼吸がしづらく、寝れたとしても2時間とかだったようで、俺が起きてる間はずっとLINEが来ていた
日本に帰るまでのこの時間は、人によっては孤独感でやばいかもしれない。オペ後に色々調べてる体力はあんまりないと思うので、そういう意味でも事前にしっかりと調べて色々準備しておいた方がいい
【8日目】顎間固定を外せるようになる
この日に一旦帰国。今後は自分で顎間固定を外せるように1度クリニックに戻って説明を受けていた。俺は同席せずに荷物とか色々手続きしていたが、豆乳を摂りまくっていたのと歩きまくっていたのもあってかなり体力は回復しており、タクシーではなくリムジンバスで帰れる程度にはなっていた
仁川国際空港でパスポートと顔が若干違うと思われたのか、「あなたの名前は?」と聞かれていたが普通に答えるとそのまま通れていた。まあいじったのが輪郭だけなので大丈夫だったのかもしれない(目も同時にやるならちょっと不安)
ちなみに他の人のレビューを見るとここで通れなかった人もいたようで、念のため「整形証明書」も貰っていたので何かあってもこれがあれば帰国できなくなる事はない
空港で韓国語か英語で色々聞かれても正直鬱陶しいし、それに対して説明するのもしんどいだろうから念のため整形証明書は貰っておいた方がいいと思う。何も言わずにそれ渡せば理解してくれるから
【~30日】流動食しか食えない
妹とは一緒に暮らしてるわけではないので帰国してからは別々に過ごしているが、2週間経ってからはかなり呼吸が楽になり、食に関しても歯と歯の間が指1本分くらいの大きさの柔らかい物であれば問題なく食えてるらしい
※術後2週間までは豆乳とプロテイン、ウィダーインゼリーだけで過ごしてた
ずっと同じ物ばっか食ってても飽きるらしく、色々トライしたようなので(術後2週間経ってから)食えた物と食えなかった物も一応紹介しておきます
- 水分系:全部余裕
- プリンとかヨーグルト系:フルーツ入りじゃなければ余裕
- ペヤング:食えるけど後半がきついし水分がないと喉に詰まって死ぬ
- カレーメシ:甘口ならいける。中辛の場合は唇が腫れるので中辛しかないなら牛乳入れて甘くした方がいい。旨いは旨いらしいが、唇の裏とかウェイパーの隙間に米が入って食後の歯磨きがまじで面倒だと言っていた
- スポンジ系のケーキとかスイーツ:余裕
- バナナ:無理
- パスタ・蕎麦・うどん:丸呑みすればギリいけるけど麺が長いときついから切った方がいい。それが面倒ならそのまま丸呑みすればいいけどちょっと根性が必要
- 卵スープとかコンソメスープ:余裕
- コーンポタージュ:コーンがなければ余裕。あると結構きつい
- クーリッシュ(アイス):余裕
- クレープ:フルーツ無しなら余裕
地味に唇の腫れが辛いので、熱かったり辛かったりする物は本当に気を付けてもらいたい。そんな物を唇に触れてしまったら翌日さらに腫れるので、もし火傷してしまったらすぐに15分~30分くらい保冷剤で冷やして
ちなみに帰国してからも使い捨て食事エプロンめっちゃ便利だから本当に買っておいた方がいいと思う。1枚は膝に置いて、もう1枚は首からかける二刀流がお勧め
その他、知っておいた方がいいこと
その他、実際に韓国に同行して感じた事を紹介します
韓国人は基本的に不親切
多分行けば分かるんだけど、国民性というかなんというか野蛮なのが多い。何言ってるか分からんけど声はでかいし言い方はきついし、メンタル弱ってる時にこんな国にいたら泣きたくなるんじゃないかと思う
パンとか買っても投げるように渡してくるし、道を聞いても教えてくれない。俺は妹の付き添いでトータル11日間くらいいたが、「この韓国人親切だな」って1度も思わなかった
なので、基本的には全部自分で解決するくらいの気持ちでいた方が辛くならない
空港で100ml以上の液体は手荷物検査で没収される
荷物の持って行き方って2種類あって、搭乗口でスーツケースを預ける方法と機内に手荷物として持って行く方法があるんだけど、国際線の場合は100ml(g)以上の液体と刃物(ハサミとか)は手荷物として機内に持ち込めないので、スーツケースに入れて預けないといけない
あと手荷物は航空会社とかプランによって重量制限があるんで、重い物と液体系・刃物系はスーツケースに入れておくのを忘れないようにしてほしい
あと現金は絶対に手荷物として、肌身離さず持ち歩こう
航空券や宿泊ホテルは早めに取っておこう
飛行機はよっぽど大丈夫だとは思うが、宿泊ホテルは割と早い段階で完売になってる事がある。今回は整形で行くわけなので、何かあった時にすぐ行けるようになるべくクリニックに近いホテルを早めに抑えておいた方がいい
クリニックによってはキャンペーンで宿泊ホテルを手配してくれる所もあったりするので、そういうのも含めて早めに確認しておくと間違いない
ちなみに俺はホテルを予約する時はExpedia(エクスペディア)を使っていて、ここだと数日前であればキャンセル料無料でキャンセルも出来るから便利
別にExpediaじゃなくてもいいと思うけどagoda(アゴダ)は以前予約してないのに勝手に予約されてたからお勧めできない
行先の韓国語表記を事前に登録しておく
カカオタクシーを使う時に到着場所を韓国語(ハングル)で入力する必要があるので、仁川国際空港と滞在する宿泊ホテル、オペを受けるクリニックの最低3つは韓国語でメモっておくようにしよう
ちなみに、仁川交際空港第一旅客ターミナルのハングルは「인천국제공항 제1여객터미널」
T-Moneyカードがあると超便利(というか必須)
基本的に移動は電車かリムジンバスかタクシーの3択になるが、T-Moneyカードはこの全部に対応してる上にコンビニでも使えるのでまじで便利。仁川国際空港に着いた時にカードを作って最初に3万~5万ウォン(3,000~5,000円相当)チャージしておいて、明洞あたりで換金した後に20万~30万ウォンくらいチャージしておけば後はよっぽど困らない
リムジンバスでもタクシーでも言葉を発せずにワンタッチでこれかざしておけば乗れるので超必須。ちなみにコンビニでT-Moneyカードで買い物をして、その時にレシートを貰えば残りの残高が書いてある
韓国市内から仁川国際空港まで高くても7万ウォンくらいでタクシーで行けるので、常に10万ウォンくらい入ってる状態にしておけば帰国日にバス乗り場が分からずに最悪タクシー使うハメになった時の奥の手としても使える
タックスリファンドが使えるなら絶対利用しよう
これはオペを受けるクリニックによるが、タックスリファンドに対応しているクリニックであればオペ代の約6~7%が返ってくる(200万なら12~14万だからかなりでかい)
今回妹はタックスリファンドに対応していない所で両顎手術を受けたので利用はしなかったが、割と対応している所は多いようなので使えるなら使った方がいい
タックスリファンドの申請方法に関しては他の人がかなり詳しく説明してくれてる記事があるのでそれを参考にしよう
万が一のために「整形証明書」を貰っておく
前述したけど空港でパスポートの顔写真と違って通過できなくなる事があるようなので、万が一に備えて貰っておいた方が安心。特にオペ後3~4日後が一番顔が腫れるので
データローミングは絶対にOFFに。しないと死ぬ
これは俺もやらかしそうになったが、かなり注意してほしい。基本的には韓国行きの飛行機に乗った時点で「機内モード」にしておけば問題ないが、念には念をという事でモバイルデータ通信もOFFにしておいた方がいい
万が一やらかしてしまった場合、次の携帯代の請求で通信代が100万を超える可能性もあるのでデータローミングに関しては絶対に気を付けてもらいたい
くどいようだけど本当に洒落にならんのでまじで気を付けて
トリビューやカンナムオンニで10%OFFになってるタイミングを狙う
この記事を見ていてトリビューやカンナムオンニを見ていないなんて事はまずないとは思うが、もしいたとしたらbefore⇔afterやダウンタイム中はどんな感じなのか、事前に把握しておくのも凄く重要
この2つを見ておけば、ダウンタイム中に必要な物や流れとかはほとんど分かるはず
そして時期によっては「渡韓キャンペーン」で10%OFFとかやってるので、そのタイミングを狙って行くとお得に受けられるんじゃないかと思う
トリビューはPCでは開けない(携帯でしか開けない)ので注意
そのオペは本当に韓国じゃないといけないのかをしっかり検討
両顎の手術は今国内だったらリッツかマックスファクスかなと思うんだけど、特に韓国の症例が好きとかじゃなければ(安いという理由だけで選ぶのであれば)、ぶっちゃけ50万以下の差だったら国内で受けた方がいいかなと思う
そうじゃなくて術後の仕上がりが絶対的に韓国の方が好きという理由であれば、色々面倒だとは思うけどあっちでやった方が後悔は少ない
ただ、どことは言わないけどちょっと調べただけではブラックな部分は分からないので、友達で実際に受けた所を紹介してもらうとか、そういうのだと凄く安心できる
まあもし韓国でオペを受けるとしても割とどうにでもなる(なった)し、最初の3日はまじで地獄らしいけどそれを乗り切れば何とかなる
綺麗になるのは本当に大変だなと思う
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